足柄上郡の整体なら「おの整骨院」

膝の痛みを温めるべきか?冷やすべきか?
これは「冷湿布 or 温湿布」に代表される大きなテーマで、多くの方が悩む問題です。
今回この悩みに終止符を打ちます。

この記事を読むことによって、膝の痛みで悩む方がまず何をすべきかを理解し、実行することで膝痛で悩む時間が少なくなっていきます。
ぜひ最後までご覧ください。

炎症由来の膝痛は冷やす一択

膝の痛みは

  • 炎症によるもの(水が溜まるなど)
  • 構造の問題(半月板・軟骨・靭帯)
  • 機能の問題(筋力・骨格の歪み)

が考えられます。

膝の痛みの原因として、加齢による軟骨のすり減り半月板などの軟部組織の損傷骨格のゆがみなどがあります。
これら痛みを感じるのは、患部が炎症をしている場合が大半です。

 

膝の痛みは炎症している

炎症の5大徴候

炎症には発赤・熱感・腫脹・疼痛・機能障害という5つの特徴があります。
炎症の5つの特徴を簡単に説明すると

  • 発赤:赤くなる
  • 熱感:触ると熱い
  • 腫脹:腫れている
  • 疼痛:痛い
  • 機能障害:痛くて動かしづらい

このように教科書的な事を述べましたが、難しく考えすぎずに【 痛い=炎症 】とシンプルに覚えてください。

病院では炎症を抑えるために鎮痛剤や解熱剤、湿布が処方されており、膝の痛みで炎症が起きているのは西洋医学の常識とされています。

 

膝の痛みは冷やすことが最優先

炎症

炎症とは読んで字のごとく、熱を帯びている状態です。
炎症には慢性炎症と急性炎症がありますが、どちらにしても物理的な熱を持っている膝関節に対して、冷やすことが最優先されます

おの整骨院では「膝が痛くて、腫れている。痛い部分を触ると熱い」と言われていた80歳以上の方でも冷やすことを最初に行います。

最初にしっかりと冷やすことで、痛みの軽減や腫れが引いて膝周りがすっきりとした例は沢山あります

 

この際に冷やす方法は湿布や塗り薬ではなく、氷のうを使ったアイシング法が最適解となります。

アイシングに関して詳しく書いてあるのでこちらを参考にして下さい。
 ▶ 痛みや炎症があるときに行う「アイシング効果」を最大化する方法

現在、アイシング療法については科学的な根拠や論文も多数出ており、氷のうを使った局所冷却療法に肯定的な医療機関も多くなっています。

変形性膝関節症患者における在宅での従来の運動療法と凍結療法の日常生活活動への有効性

 

 

ヒアルロン酸不足で起きる膝痛は温めない

病院やTVのCMで

  • 「ヒアルロン酸が少ない」
  • 「年齢でヒアルロン酸の注射を打った方がいい」

と耳にした方も、膝の痛みは温めずに冷やしましょう。

ヒアルロン酸不足では、膝の痛みだけでなく水が溜まる方もいます。

おの整骨院にも膝の水を抜いたり、電気療法を行った方が来院されますが、膝を冷やす事で痛みの軽減や膝関節の動かしやすさを実感している方が多数います。

 

ヒアルロン酸は潤滑油の役割をもつ

ヒアルロン酸は関節の動きを良くする為の潤滑油の働きをしています。
ヒアルロン酸が少ないという事は、関節が油切れを起こしているよと言っているようなものです。

油切れ

例えば、使わなくなった自転車に乗るとギコギコ摩擦して、油を差さないと動きが悪いままです。
油切れの状態でも動かし続ければ摩擦が増して、過剰な熱を持って機械が壊れてしまいます。

 

人の場合は自転車のように壊れる前に、”炎症”や”変形”という手順をもって最悪の事態を防いでいます。
このようにヒアルロン酸の潤滑液としての役割を踏まえて、私たちは「ヒアルロン酸不足は油切れの一種です」とお伝えしています。

油切れによって膝の滑らかな動きが出来なくなり、関節内で摩擦が起きて熱が溜まっていきます。それが炎症となり、痛みへと繋がっていくのです。

合金の摩耗における酸化の役割」Scien Directより

 

女性に4倍多いヒアルロン酸不足の膝痛

ヒアルロン酸不足

ヒアルロン酸不足の膝の痛みは年齢問わず多いですが、男女比では1:4で女性が4倍多いことが分かっています。

「変形性膝関節症 症状」公益社団法人 日本整形外科学会より

ヒアルロン酸はコラーゲンやグルコサミンといった、タンパク質の一種です。

現代の日本人は7~8割がタンパク質不足と言われ、生理周期のある女性では経血による定期的な血液流出がタンパク質不足に影響があると考えられます。

緊急の場合を除き、繰り返し膝の水を抜いたり、炎症を温めることには一考の余地があると思います。

 

事例)軟骨のすり減りがあると言われた強い膝の痛みが楽に

「強い膝の痛みをほとんど感じなくなりました」

膝痛・変形性膝関節症 改善の口コミ

膝が痛くなり整形外科を受診。
軟骨のすり減りがあると言われ電気治療を1ヶ月程続けましたが、改善せず再び強い膝の痛みに見舞われ悩んでいました。

色々と検索し、膝だけではなく身体のゆがみを整えるを目的としている【おの整骨院】さんを尋ねました。

 

現在の状態や施術方針をていねいに説明して頂き、自宅でできる体操など多くの事を教えて頂きました。

何回が痛みが戻ることもありましたが、回復する時間が短くなって来てこの1ヶ月はほとんど痛みを感じなくなりました。まだ回復途中ですが体操、アイシング・ウォーキングを続けて行きたいと思います。

 

Q.なぜ、病院やセルフケアといった他の選択肢があるなかで、 おの整骨院を選んだのですか?
A.悪い症状を取り除くだけでなく、根本改善、自己修復力を取り戻すという考えに共感しました。

(S・I様 60代 女性)
※効果には個人差があります。(24年掲載。大井院)

 

 

骨盤や股関節のゆがみで膝が痛くなる

膝の痛みは膝だけに原因があるわけではありません。
もしかしたら、あなたのその膝の痛みは骨盤や股関節の歪みから来ているかもしれません。
骨盤のゆがみ

レントゲンで異常が無かった膝の痛み

  • スポーツをしていて膝を捻って痛めた
  • 転倒して膝をぶつけてしまった

こういった明確に原因が分かっている場合と、年齢やストレスなどの明確な原因が分からない場合とあります。
おの整骨院では圧倒的に後者のパターンが多く来られます。

レントゲン

そういった場合、多くは骨盤股関節のゆがみ(動きの悪さ・固さ)に影響を受けて、膝の痛みにつながっている事例があります。
特に骨盤のゆがみはレントゲンなどに写らないので原因不明と言われる事が多いです。

「膝蓋大腿骨痛症候群における腰骨盤矯正による疼痛軽減効果」MDPIより

レントゲンに写らなかった骨盤や股関節のゆがみが整い、膝の痛みが軽減したYさんの事例をご紹介いたします。

 

事例)いつまでも自分の足で歩きたい!という願いを叶えてくれるところです

「変形性膝関節症といわれたけど、30分でも楽に歩けるように。いつまでも自分の足で歩きたい!という願いを叶えてくれるところです

変形性膝関節症 お客様の声左ひざが痛く、腫れやむくみもあり、歩いたりしゃがんだりする動作がつらかったです。
整形外科で変形性ひざ関節症と診断され、処方された痛み止めを飲んだり湿布を貼ったり、赤外線をあてる治療をしました。

痛みはある程度、楽になりましたが根本的には変わらなかったと思います。

スマホで検索しておの整骨院さんを知りました。
自分の歩き方のクセを知ることで、正しい歩き方の大切さがよく理解できました。

通院をはじめた頃は15分~20分のウォーキングが痛くて大変だったけれど、3ヶ月目くらいから痛みがなくなり30分でも楽に歩けるようになりました。
施術だけでなく、身体に大切なことをたくさん教えてくれます。

いつまでも自分の足で歩きたい!という願いを叶えてくれるところです。
でも自分の努力も必要です!

(Y・A 様 60代)
※効果には個人差があります。(23年掲載。足柄上郡大井院)

来院いただいて体の歪みなどを確認したところ、骨盤と股関節に歪みや左右差が見られました。
それを整体によって整えていく事で、早い段階で膝の腫れや痛みは落ち着いていきました。

 

 

膝を冷やす具体的な方法

おの整骨院では一貫して痛みのある部分は冷やしましょう!とお伝えしています。

しかし、一概に冷やすといっても冷湿布や塗り薬、コールドスプレーでは炎症を取り除くことは容易ではありません。

痛みは炎症によるものなので、氷水によるアイシングをお勧めしています。
アイシングを行う際には、氷と水と氷のうを用意します。

膝アイシング

膝を冷やす際は、氷のうをベルトで止めると座りながら冷やすことが可能となります。
目安は連続15~20分が効果的です。

より詳しいアイシング方法については、こちらの記事を参考にして下さい。
 ▶ 痛みや炎症があるときに行う「アイシング効果」を最大化する方法

 

 

膝が痛い時に温める唯一の方法

今まで冷やす事をおすすめしましたが、唯一温める方法があります。
それはお風呂に入る事です!

入浴

お風呂は保温効果が高く全身の血液循環が良くなります。
ただし、

  • 炎症が強い方は膝がズキズキと痛くなったり
  • 湯船に入っててジンジンと痛みを感じる

このような場合の長風呂は禁物です。
長湯でじっくり熱を加えるよりも、短い時間で熱いお風呂の方が深部まで熱は入りません。

 

そういった事から、半身浴よりも全身浴
いわゆる烏の行水をお勧め致します。

 

ちなみにお風呂に入ると膝の痛みが楽になるという方もいらっしゃいます。
温めることで膝の痛みが取れて、もう膝痛に悩まない場合はそれで問題ないと思います。

何でもかんでも冷やして、氷漬けにしたいわけではありませんし、私たちもお風呂やサウナも足湯も好きです。

 

温めることは以下の順序でメリットがあります。
➡全身の血液循環が良くなり
➡筋肉の緊張が弱まり
➡副交感神経によるリラックス効果

 

保温効果とアイシング療法を上手に使い分けて、膝の痛みに悩まない毎日を取り戻しましょう。

「入浴の身体的および精神的影響」Nnational Library or Medicineより

 

 

まとめ

60歳以上で膝の痛みを抱える人は約3,000万人と推定されています。
これは日本人の4人に1人に当たります。

「介護予防の推進に向けた運動器疾患対策について報告書」厚生労働省より

これだけ多くの人が膝の痛みに悩んでいます。

  • 膝の痛みを温めていいのか?
  • それとも冷やしていいのか?

という事を一つとっても、インターネットには選びきれないほどの情報があって、結局選べない人も多いです。

おの整骨院ではなるべく分かりやすくシンプルな方法を、この記事に辿り着いたあなたに提供したいと思っています。

  • 膝の痛みにはまずアイシングをしよう。
  • 骨盤や股関節のゆがみを整体で整えよう。
  • お風呂の保温効果で痛み改善の準備をする。(ケースバイケース)

 

本記事に書いてある改善方法を実践して、少しでも膝の悩みが減ってくれると嬉しいです。
併せて、体の歪みについても気になる方はぜひおの整骨院にご相談ください。

我慢して放置するよりも、早めの対応が膝の痛みを減らすキーポイントです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

コラム執筆・監修者

ブログ執筆者 小野合同会社Linkage
代表  小野 俊介

厚生労働大臣認定 柔道整復師
厚生労働大臣認定 鍼灸師
厚生労働大臣認定 按摩マッサージ指圧師

 

経歴:
平塚市内整骨院勤務 4年
川崎市内整形外科勤務 2年
町田市内整骨院勤務 5年
2014年9月に足柄上郡大井町におの整骨院を開院

 

柔道整復師・鍼灸師・按摩マッサージ指圧師、その他。
2014年足柄上郡大井町におの整骨院を開業。
2021年小田原市鴨宮に、おの整体院かものみや分院を開設。
整体だけでなく、巻き爪、栄養体質改善指導を実施しています。

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