こんにちは!
足柄上郡の「おの整骨院」です。
腰痛の85%は原因不明と言われています。
ひとことで「腰痛」といっても感じ方は人それぞれ違います。
過去には寝返りを打つことも難しいほどの腰痛にお悩みの方も施術した経験があります。
このような場合、状態の確認や施術も難しいため、痛みを早期的に和らげるために「アイシング」や「ローラーでの施術」を行いました。
本記事では、腰痛の種類から原因、そして当整体院が考える施術法を解説します。
目次
1.腰痛は大きく分けて3種類に分類される
腰痛は大きく分けて3種類に分類されます。
同じ腰が”痛い”の枠組みではありますが、原因や痛みの強さが異なります。
そのため、施術方法も変えていく必要があります。
- 急性的な腰痛
- 慢性的・疲労性の腰痛
- 変形や神経痛が出ている重症な腰痛
重要なことは、”なぜ腰痛が発症してしまったのか”です。
応急処置やその場しのぎの対応には効果が期待できます。
しかし、腰痛を繰り返す場合にはなぜ発症してしまったのか?という原因にアプローチし、根本的に緩和することが重要です。
症状が緩和されないと諦めてしまったり、何度も繰り返しまったりした腰痛は、それぞれに合った施術方法を行う必要があります。
また、「慢性的・疲労性の腰痛」や「変形や神経痛が出ている重症な腰痛」については、
マッサージや電気の施術を行っていても変わらない方が多いです。
ぜひご参考にしてください。
2.お悩み率が多い!急性的な腰痛の施術法3選
- アイシングで痛みのある箇所を冷やす
- ローラーによる施術で根本的な症状の緩和を目指す
- コルセットを付けたり、四つん這いになったり、普段の生活を気を付ける
2-1.アイシングで痛みのある箇所を冷やす
「急激な痛み」は「急激な炎症」です。
炎症を和らげるためには、湿布や保冷剤も1つの手段として有効的です。
しかし、最も効果が期待できる方法は「氷水で冷やす」ことです。
これが急性腰痛の症状を早期的に和らげる秘訣です。
スポーツでケガをしてしまった際に使用する「氷のう」で行うことが1番安全ですが、お持ちでなければ、ビニール袋等に氷水を入れてタオルで包んだもので代用していただいても構いません。
また、凍傷を防ぐために必ず水を入れて行うようにしてください。
アイシングを行う際は、15分〜20分程度、2時間の間隔を空けて行ってください。
回数については、1日に何回やっても問題ありません。
冬などの寒い時期は大変かもしれませんが、温かい服装や場所で、「痛いところを冷やす」ようにしてください。
また、痛みがある箇所は温める方が効果的ではないの?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、温めることは一時的に痛みを和らげているだけと考えられます。
医学的に見ても、痛みがある箇所は「炎症熱」を持っていると言われております。
痛みを感じ取る神経は温めることで感覚が鈍くなります。
しかし、時間が経過すると元の感覚に戻っていきます。
つまり、炎症そのものが落ち着かない限り、痛みは和らぐことがないという考えになります。
2-2.ローラーによる施術で根本的な症状の緩和を目指す
急性的な痛みを感じている場合、筋肉や関節が激しく炎症を起こしている可能性が高いです。
この場合、痛みを感じる箇所を無理やり指圧したり、ストレッチをしてしまったりすると、
かえって炎症がひどくなってしまう恐れが高いです。
当整体院では、安心・安全な施術を目指しております。
そこで、炎症を和らげるために、「特殊なローラー」を使用して施術いたします。
炎症を拡散させ、さらに筋肉が不均等に張ってしまった状態を均一にする効果が期待できます。
こうした施術を行うことで、急性的なぎっくり腰などの症状が落ち着いたとお喜びの声を多数いただいております。
2-3.コルセットの装着や四つん這いの運動で日常生活でも意識していただく
当整体院は、ただ施術をするだけではありません。
症状を緩和させるために、今後の日常生活でも意識していただくことを指導いたします。
その指導の一環として、コルセットの装着や四つん這いの運動を提案しております。
①コルセット
コルセットは、ドラッグストアやスポーツ用品店などでさまざまな種類のものが売っております。
ご購入される際は、炎症の熱が外に出やすいよう通気性の良い素材のものをおすすめします。
もし、通気性が悪いものの場合、熱が溜まってしまい、痛みをより強く感じてしまう恐れがあります。
また、炎症がより悪化しないように、はじめの1〜2日は動きを固定していただくようお願いします。
②四つん這いの運動
腰痛のときは、体を動かすことも大変かと思われます。
しかし、体を動かさずに、じっとしてしまうと、体が硬直してしまいます。
そうなってしまうと、症状が和らぐには時間がかかってしまいます。
そこで、立つ・座るの動作が難しいときにおすすめしているのが「四つん這いの運動」です。
背中を軽く上下に動かしていただくだけでも構いませんので、ぜひ行っていただければと思います。
3.急性的な腰痛は原因は何かを見つけ出すことが重要
急性的な腰痛にお悩みの方は、施術後、日にちが経つと症状が和らいでいきます。
目安として、通っていただいてから3〜4回目の場合が多いです。
このタイミングで腰痛の原因は何かを確認します。
当整体院では、重力や骨・関節を基準として体のバランスに着目しております。
また、腰痛の原因は腰だけではありません。
背骨・股関節・肩関節・足関節に原因があることが多いです。
体全体を確認し、問題がないかをしっかり確認します。
根本的な原因を確認したうえで、1人ひとりに最適な施術を提案いたします。
4.体に優しい関節の調整施術で安心・安全な施術を提供します
急性的な腰痛でお悩みの方は、関節の「油切れ」がとても目立ちます。
これは、筋肉や靭帯の動きだけでなく、関節自体の動きが悪くなっていることを意味します。
こうなってしまっては、筋肉の柔軟性を作っても、数日経てば元通りになってしまい、再び腰痛になってしまう可能性もあります。
そこで、おの整骨院では、関節の潤いを取り戻していくために手技の施術を行います。
※詳しくはこちらをご確認ください。
5.デスクワークの方は必見!慢性・疲労性の腰痛はこう施術する!
5-1.今の体の状態を確認し、腰痛になるまでの状態を把握する
慢性・疲労性の腰痛は、まず今の体がどうなっているのかを確認します。
そして、腰痛になりやすい体になってしまった理由について説明していきます。
特に慢性的な腰痛の方の原因は、「負担の蓄積」によることが多いです。
例えば、こんな例が考えられます。
- 過去にケガをしたとき、かばった動作が癖になってしまった
- 長時間のデスクワークによって猫背になった
- 農作業による無理な前かがみ姿勢になってしまった
- 椅子や床へ座る際に「ドスン」と勢いよく座ってしまう
このように体へかかる負担が積み重なってしまうと、体のバランスが悪くなり、筋肉や靭帯への負担が大きくなっていきます。
そのため、骨格のバランスを調整する必要があります。
もし、バランスを悪くしている生活習慣が変わらなければ、腰痛の症状が楽になっても、すぐにつらくなり、また繰り返し痛みを感じてしまいます。
おの整骨院では、初回に「今の体の状態」と「腰痛になりやすい体になってしまった理由」を30分程、説明いたします。
そして、説明後、1人ひとりに最適な施術をご提供いたします。
こうすることで、持続的な施術の効果が期待でき、根本的な原因に対してアプローチできるようになります。
5-2.一人ひとりに合わせた体に優しい関節整復の施術を行う
人間は、体を動かす一歩目は骨や関節から動き始めます。
そのため、人間の構造を考えたとき、腰痛には筋肉の凝りや張りだけの施術では対応しきれないと考えられます。
つまり、関節や骨格に原因がある腰痛に対しては、筋肉をマッサージする、もしくは湿布を貼るだけでは症状は和らぐことがないと考えられます。
そこで、当整体院では、関節の油切れが起きている、骨や関節に対して施術を行います。
こうすることで、腰痛の根本からアプローチできるようになり、早期的な症状の緩和を目指すことができます。
5-3.腰痛が再び起こらないように積極的にトレーニングを行う
慢性・疲労性の腰痛は、症状が和らいだり、痛みが発生したりを繰り返すことが多いです。
理由はさまざまありますが、慢性的に続いている症状は日常生活や運動不足によって症状が再び発生することがあります。
そのため、当整体院では施術だけでなく、腰痛が再び起こらないようにトレーニングを行います。
また、運動不足になりがちな生活習慣がありましたら、合わせて指導いたします。
トレーニング内容
- 日常生活動作指導
- 関節の強化トレーニング
- バランスを均衡にするための体操
6.該当する方は要注意!変形や神経痛が出ている腰痛の施術法
6-1.体の状態を過去と現在の視点から追求する
背骨が変形してしまったり、狭窄してしまうことは、数日や数ヶ月での動作ではなく、長年の姿勢や癖が原因のことがほとんどです。
そこで、まずは過去にどのようなことが原因であるのかを確認することが大切です。
当整体院では施術前に下記のことを確認しています。
- どんな姿勢になることが多いのか
- 仕事で体を酷使することはあったか
- 学生時代は何のスポーツをしていて、ケガはなかったか
- 自転車に乗っていたなど10年前からどのような移動手段をしていたか
- 家でリラックスするときの座り姿勢
- ベッドのマットレスの固さや枕の高さなど就寝環境はどうなっているか
- 足の捻挫や骨折の経験はあるか
このように、日常の積み重ねや染み付いた動作の癖が、少しずつ腰に負担をかけて現在の体を作りあげていくと考えられます。
施術前に確認させていただくことで、だいたいの体の状態が分かってきます。
こうして、1人ひとりに最適な施術プランを提供することが可能です。
また、今の体の状態になってしまった原因を知っていただくことで、健康的な生活への第一歩になると考えています。
6-2.ローラーなどの道具で背骨を正しく調整する
腰痛の原因が分かれば、あとは施術するだけと思われますが、症状がひどい腰痛の場合、過去の負担が蓄積していると考えられます。
まるで、断層のように層状に積み重なる体のゆがみにアプローチしていく必要があります。
そのため、手技の施術だけでは限界があります。
そこで、おの整骨院では、手技だけでは対応が難しい箇所をローラーなどの特殊な施術道具によって症状が和らいだとお喜びの声をいただいた症例は多くあります。
また、ローラーだけでなく、自然に正しい姿勢を確保できる施術台もご用意しております。
正しく座って施術をすることによって、骨盤の調整も可能になります。
さらに脊柱管狭窄症や椎間板ヘルニアのにお悩みの傾けの特殊な施術台です。
※詳しくはこちらをご確認ください。
6-3.腰痛が再び起こらないように日常生活の動作を指導する
椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰椎すべり症など、背骨に問題があると判断された場合、背骨の配列や動きを正しく調整する必要があります。
また、背骨を支えている骨盤や股関節のバランスも良い状態に維持することで、腰痛が再び起こらないようにします。
7.腰痛でお悩みの方は足柄上郡の「おの整骨院」へご相談ください
足柄上郡の「おの整骨院」では、柔道整復師の国家資格を保有した整体師が在籍しております。
また、当整体院では、1人ひとりの症状としっかりと向き合い最適な施術を提供しております。
当整体院は、どんな腰痛に対しても根本的に症状を緩和させることを目指します。
骨や関節の動きを確認し、体のバランスチェックを行い、1人ひとりの体に合わせた施術計画を立てていきます。
そのため、急性腰痛や慢性腰痛を繰り返している方、そして重症腰痛の方でも、根本的な症状の緩和へと近づくことができると言えます。
腰痛を作る原因にアプローチしながら、弱っていた部分を強化して、日常生活から意識していただきます。
他の整体院で症状が和らぐことがないと諦めてしまった方は、ぜひ、足柄上郡の「おの整骨院」へご相談ください。
最後までお読みいただき、有り難うございました。
足柄上郡 おの整骨院
コラム執筆・監修者
合同会社Linkage
代表 小野 俊介
厚生労働大臣認定 柔道整復師
厚生労働大臣認定 鍼灸師
厚生労働大臣認定 按摩マッサージ指圧師
経歴:
平塚市内整骨院勤務 4年
川崎市内整形外科勤務 2年
町田市内整骨院勤務 5年
2014年9月に足柄上郡大井町におの整骨院を開院
柔道整復師・鍼灸師・按摩マッサージ指圧師、その他。
2014年足柄上郡大井町におの整骨院を開業。
2021年小田原市鴨宮に、おの整体院かものみや分院を開設。
整体だけでなく、巻き爪、栄養体質改善指導を実施しています。