足柄上郡の整体なら「おの整骨院」

痛いところは炎症している

 

炎症

慢性的な腰痛や神経痛、膝の痛みなど。
体に生じる痛みの多くは炎症、つまり熱が原因です 。

病院や整形で
「筋肉や関節が炎症してますね」
「炎症が引くお薬を出しておきますね」
と言われたことはありませんか?

実は痛む場所の多くは内部で熱を帯びている、うつ熱状態になっています。
急性のケガだけでなく、長年続く慢性的な痛みも、取り切れずに蓄積した炎症熱にあります。

なぜ体はこのような異常な熱が発生し、痛みを引き起こすのか?
その物理的なメカニズムを解説します 。

 

 

固さは摩擦を生み、摩擦は熱を生む

油切れ

筋肉が緊張して固くなったり、関節の滑らかな動きが出来なくなると、筋肉の間や関節の間では強い摩擦熱が発生します。
これは、うまく開かない網戸や、動きの悪い自転車のチェーンをイメージすると分かりやすいでしょう。

滑りの悪い網戸を無理に動かそうとすると、レールと滑車の間に強い摩擦が生じて熱を持ちます。

 

人間の体も同じで、滑らかな動きが出来なくなることがあります。

  • 悪い姿勢や歩行不足によって、関節にゆがみや緩み(潤滑不全が生じる。
  • その状態のまま体を動かすため、関節の内部や筋肉の接合部で過度な摩擦抵抗が生まれる。
  • 血行や汗での排熱が追いつかなくなり、処理しきれない摩擦熱が局所に溜まって炎症に発展する。

つまり、痛みの正体は、固くなった組織が擦れ合うことで発生した余剰な熱エネルギーなのです。

 

軟骨のすり減りが炎症を起こす

炎症 熱 300

一般的な整形外科では「軟骨がすり減ってるから炎症が起きて痛むんです」と説明されますが、物理学的には異なる視点で見られます。

人間の骨や軟骨はカルシウムだけではありません 。実際には約8割がタンパク質(コラーゲン)という組織で構成されています。

タンパク質は卵の白身と同じで、非常に熱に弱い性質を持っています。
40度以上の熱を加え続けると、温泉卵のように組織がドロドロに溶けて形を変えてしまいます。

 

つまり

  • 関節内の摩擦熱が捨てきれず、局所の温度が上昇する。
  • 蓄積された熱によって、関節を構成する軟骨や骨のタンパク質が破壊され、溶け始める。
  • 組織が構造を維持できなくなり、結果として軟骨のすり減りや骨の変形(変形性関節症)が進行する。

実は関節に水が溜まる(関節水腫)のも、この熱破壊から骨を守るために、体が水を集めて関節を冷まそうとする正常な自己防衛反応(水冷作用)です。

軟骨がすり減る根本的な原因も、加齢や使い過ぎだけではなく、この関節内にこもった『』にあります 。

 

痛みに必要なのは熱の管理

ホットパック 温め 温熱治療 300

摩擦熱や軟骨のすり減りによる

  • 筋肉痛
  • 関節痛
  • 神経痛

を根本から解決するために必要なのは、熱を加えるのではなく熱を取り除くこと。

炎症熱がこもっている患部にホッカイロや電気療法、遠赤外線などで熱を加えるのは火に油を注ぐ行為です。

温めると一時的に感覚神経が鈍って痛みが和らいだ気がしますが、ゆがんだ関節が治っているわけではないので、再び摩擦熱が起きたり、組織の熱変性(変形)をさらに悪化させてしまいます。

 

多くの人が「温めると血行が良くなって治る」と考えていますが、当院では逆の発想で対応します。

痛みの原因である過剰な熱を正しく管理し、根本から炎症を止める環境を整えること。
これこそが根本改善への最短ルートです。

 

 

急性も、慢性も炎症の一部

ぎっくり腰 300

ギックリ腰や打撲などの急な痛みを急性炎症
長引く痛みを慢性炎症と明確に区別しています。

実は、体の内部で起きている物理現象の本質はどちらも同じです。

痛みの本質は、局所にこもった熱(炎症)という現象の延長線上にあります。

急性炎症

体をぶつけたり、捻ったときの外から加わった運動エネルギーは、筋肉や関節内で物理的に『熱エネルギー』へと一瞬で転換されます。
これが赤く腫れ上がるのが急性炎症です。

慢性炎症

一方、過去のケガや体のゆがみによって起きた摩擦熱が、体本来の排熱システム(血行や発汗)を超えてしまい、日常生活のなかでうつ熱(炎症のたまご)として、溜まっている状態が慢性炎症です。

つまり、痛みの引き金が『一瞬の衝撃』か『日々の摩擦の蓄積』かという違いです。
どちらも組織が熱によって破壊されかけている炎症状態であることに変わりはないのです。

 

 

脂肪も炎症している

炎症は筋肉や関節だけでなく、実は脂肪組織にも炎症を起こします
ここでは代表的な2つの脂肪炎症についてまとめます。

 

ストレスやスマホ画面による脳の炎症

眼精疲労 自律神経 スマホ 300

脳の大部分は、熱にとても弱い脂肪でできています。
パソコンやスマホの画面を見続けたり、強いストレスを抱えたりすると、脳に異常な『熱』がこもってしまいます。

昔から「頭に血が上る」や「頭から湯気が出る勢い」なんて言葉もあって、『頭を冷やしてこい』というワンフレーズも連想しやすいですよね。

この熱をうまく逃がせないと、脳の脂肪がジワジワと焦げ付くように酸化を始めます。
これが、原因不明の頭痛やめまい、眠れないといった自律神経のトラブルを引き起こす引き金になります。

つまり関節だけでなく、脳の脂肪も熱でダメージを受けているのです。

 

脂肪の溜まりすぎで起きる全身の慢性炎症

体重増加 ダイエット 300

もう一つの脂肪の炎症が、食べすぎや運動不足によってお腹などに脂肪が溜まったときに起こる全身の慢性炎症です。

体に脂肪が溜まりすぎると、脂肪を減らそうとする反応が起きて、脂肪の中で消えないボヤのようにジワジワと慢性的な炎症が生じます。
この慢性的な炎症は、糖尿病のリスクや動脈硬化、高血圧といった恐ろしい生活習慣病をドミノ倒しのように引き起こします

薬でその場をしのぐのではなく、食事改善やウォーキングで脂肪を適切な量に減らすことが、生活習慣病を根っこから断つための唯一の治療になります。

 

 

炎症とは少し違う痛み

体が風船のように膨らむ痛み

気圧 天気 300

体は常に1気圧(1013hPa)という大気圧に包まれています。
体全体を真空パックのように均等にギュッと押し包むことで、初めて五体の形状を維持できています。

そこに影響を与えるのが気圧です。

低気圧では、外から体を押し留める力が弱まるため、体が外側へ向かって膨む力が強くなります。
この時、過去に痛めた古傷や、日頃から違和感のある関節に、引っ張る力が集中します。

 

自律神経失調症など

背骨 骨盤 ゆがみ 300

体の土台である骨盤や背骨のバランスが狂うと、脳や脊髄といった自律神経の中枢へダイレクトに伝わります。

その結果、局所に明らかな炎症がなくても、神経はシステムエラーとして

  • 原因不明の激しい頭痛
  • 立てないほどのめまい
  • 耳鳴り
  • 吐き気

といった自律神経失調症状が連鎖的に現われます。
これは局所のケガではなく、体の物理的な神経回路が狂わされた結果起きる不調です。

 

足のむくみなど循環の悪さ

長時間 座り姿勢 300

体の中は60%が水で構成されています。
水風船をイメージすれば分かるように、体は地球の重力の影響をどこよりも正直に受けます。

現代人に多い長時間のデスクワークや座りっぱなしの生活を続けていると、体内の水分は重力に従ってどんどん下半身(足)へと流れ落ち、袋の底に溜まるように下膨れ(むくみ)を起こします。

 

これを上へ汲み上げる唯一の装置が、ハートの形をしたふくらはぎの筋肉。
通称「第2の心臓」です。

ふくらはぎの筋肉は、日常の歩行運動によってリズミカルに収縮することで、足に溜まった体液が重力に逆らって上半身へ還流されます。

歩行不足はこのポンプ機能が働かず

  • 浮腫み
  • 静脈瘤
  • 足のだるさ

を引き起こします。
夜中に突然足が激しくつる(こむら返り)のもこの問題が関係しています。

 

 

炎症性の痛みは冷やす一択

アイシング やり方 300

筋肉・関節・神経、そして脳の脂肪組織にいたるまで。
炎症性の痛みに対して、取るべき選択肢は物理的に熱を奪い去る冷やすの一択しかありません。

多くの医療機関や整骨院、整体院では「痛いところは温めて血行を良くする」と指導されていますが、当院では真逆の対応をします。

 

熱によって組織の破壊や変形(軟骨の熱性融解)が起きている場所に、

  • ホッカイロ
  • 遠赤外線
  • 温熱機

などでさらに熱を加えるのは効果が無いどころか火に油を注ぐと言っても過言ではありません。

 

温めると一時的に感覚神経が麻痺して痛みが消えたように錯覚しますが、組織の熱破壊と細胞の劣化は進んでしまいます。

冷やす時のやり方、注意点、冷やす道具の選び方についてはこちらの記事を参考にしてください。

▶ 痛みや炎症があるときに行う「アイシング効果」を最大化する方法とは

 

執筆・監修者

ブログ執筆者 小野

院長 小野俊介

厚生労働大臣認定 柔道整復師
厚生労働大臣認定 鍼灸師
厚生労働大臣認定 按摩マッサージ指圧師

経歴:
平塚市内整骨院勤務 4年
川崎市内整形外科勤務 2年
町田市内整骨院勤務 5年
2014年9月に足柄上郡大井町におの整骨院を開院

柔道整復師・鍼灸師・按摩マッサージ指圧師、その他。
2014年足柄上郡大井町におの整骨院を開業。
2021年小田原市鴨宮に、おの整体院かものみや分院を開設。
整体だけでなく、巻き爪、ダイエット指導を実施しています。

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